「新郎和装」の魅力に迫る：雅と風情の華

ご婚礼で新郎さまがお召しになるお衣裳で
最も格式の高い、第一礼装として用いられているのが
「黒羽二重（くろはぶたえ）五つ紋付」
「仙台平袴（せんだいひらばかま）」の組み合わせで

「黒羽羽二重」は真っ黒な着長・羽織
「仙台平袴」は白黒の縦縞紋様
こちらのお衣装の五ヵ所に家紋を入れるというスタイルです。

【黒】というお色の
〈他の色に染まらない力強さ〉と〈厳粛な格式〉
日本の伝統的な美しさを現代に伝える黒紋付は
洋装の、燕尾服・モーニングのスタイルと同じ格式となるお衣裳でございます。

黒以外のお色の「色紋付」は
一般的に準礼服という位置づけでございますが
五つ紋のものは、婚礼衣装として新郎が着用できる格式のお衣裳となります。

羽織・長着・袴のさまざまな色の組み合わせで
〈日本の伝統〉を大切にしながら〈現代らしい感性をプラス〉する
ハイセンスでカジュアな着こなしは

まさにこれから「新しい未来を歩んでいかれるおふたり」を表現するのに
ふさわしいお衣裳と言えるのではないでしょうか。

黒の紋付袴は
《新郎さまの和装衣裳》として不動の定番色でございます。

クラシックなスタイルですので
堅苦しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが

実際にお召し頂くと
背筋が伸びるような、心地よい緊張感を纏う事が出来る
特別な一着でございます。

また、新婦さまが「色打掛」「白無垢」どちらのお衣裳でも
おふたりが並ばれた時に、落ち着いた調和が響き合いますことが
多くの新郎さまに選ばれ続ける理由となっております。

しっとりとしたグレーが美しい〈藍墨茶〉は
男性の優雅さを表現してくれるお色味でございます。

羽織・着長には格子柄が入っており
動くたび、軽やかに輝く銀のドットが印象的なお衣裳で

家紋が金色で入りますのも
格式を感じさせるアクセントとなっております。

新婦さまのお衣裳のトレンドとなっております
（ニュアンスカラー）のお衣裳やヘアメイクとも
とても相性がよく、洗練されたコーディネートをお楽しみいただけます。

見る人を楽しませてくれるブルーの〈瑠璃紺〉は
海や空をイメージさせる、生命力の溢れるお色味。

また、羽織・着長に織られている「花菱」の柄にも
（子孫繁栄）（長寿）の願いが込められておりますので
お色・柄ともに、ご婚礼衣裳にふさわしいデザインでございます。

新婦さまのお衣裳が「白無垢」ですと
爽やかで清いおふたりだけの空気感を表現しますし

「色打掛」の場合ですと
おふたりそれぞれのお色が引き立てあうことで
より一層、華やかで豪華な色彩の饗宴が楽しめる一着でございます。

ホワイトのコーディネートは
神聖なご婚礼という（特別な一日）を
より強く印象付けてくれるお色味でございます。

花嫁さまが「色打掛」の場合は
その彩りを受け止める、真っ白なキャンバスのように、

「白無垢」との組み合わせは
まるで光が、おふたりを包み込むかのように輝きます。

袴にグラデーションのものをお選び頂きますと
男性的な余裕のある安心感を表現するとともに
視線を上半身に集めることで、スタイルアップの効果もございますよ。

伝統とカジュアルのバランスが絶妙な
ブラウン系のお色味「煤竹」もたいへん人気のお色味でございます。

惠をもたらす大地を連想させるブラウンは
〈日本の春夏秋冬〉
どの季節のロケーションにも調和するお色。

和装の格式をしっかりと表現しながらも
ナチュラルでリラックスしたコーディネートが叶うこちらのお衣裳は

どんなときにも自分らしく、自然体でいることを楽しみたい
新郎さまにおすすめの一着でございます。


-------------------------------------------


前撮り撮影・フォトウェディングは
おふたりが主役となる一日。

新郎さま・新婦さまのためだけの
しあわせな瞬間のお手伝いができます様に…


是非ご試着・ご相談にご来店くださいませ。
皆様からのご予約を心よりお待ち申し上げております。


ご来店・お衣裳見学
【完全予約制】10：00～19：00（月曜定休）


「和美-WABI-」京都神社仏閣フォトウェディング
〒603-8053
京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町97-1
北山ビル